真珠の買取価格を調べていると、「値段がつかない」といわれるケースを目にすることがあります。そんな真珠ですが、「なぜ安く見積もられるのか」「売るタイミングが悪いのではないか」と疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。

そこで、この記事では、「真珠の買取は値段がつかないのか？」という疑問に回答します。また、そう言われてしまう背景や真珠を少しでも高く買取してもらうためのコツも紹介します。

この記事を読めば、真珠の買取価格の仕組みや査定時に意識すべきポイントを身につけることが可能です。手元の真珠を売却しようと考えている方は参考にしてみてください。

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引用元：リカッチ公式HP

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営業時間	11:00〜19:00
定休日	火曜日
TEL	050-1720-8865
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免許番号	古物商許可証　京都府公安委員会　612232030022 特別国債種事業者（象牙製品等を取り扱う事業者）05772 酒類販売業免許　宇治法第142号
加盟機関	・BNI47∞JAPANチャプター ・南大阪経営研究会 ・ミナミあきんどクラブ

真珠の買取は値段がつかないって本当？

「真珠の買取は値段がつかない」といった声を耳にすることがありますが、これは半分正解で、半分誤解です。確かに、買取に出した真珠に思ったほどの値がつかず、がっかりしたなどの声は少なくありません。

しかし、真珠の種類・状態・市場価値・買取業者の査定基準によって大きく変わります。そのため、一概に「真珠は売れない」と決めつけるのは早計です。真珠の買取を検討している方は、複数の業者で査定を依頼し、真珠の鑑定に詳しい専門店やブランド品を扱う買取業者を選びましょう。

真珠の買取は値段がつかないと言われている理由

真珠の買取は値段がつかないと言われている理由には、以下の4つがあります。

• 劣化が早いから
• 使用されている地金の量が少ないから
• 偽物が流通しているから
• 需要が低いから

それぞれ詳しくみていきましょう。

劣化が早いから

真珠はタンパク質とカルシウムで出来ている有機物で、劣化が早いと言われています。「生きた宝石」とも言われている真珠は、繊細で傷つきやすく取り扱いに注意が必要です。

また、紫外線に弱く、皮脂が付いたままの状態で放置していると変色する恐れがあります。そのため、品質が低下した真珠は査定も厳しく、値段がつかないかもしれません。

使用されている地金の量が少ないから

真珠が価格がつかないといわれる原因は、使用されている地金の量が少ないからです。留め具が、真珠に唯一使われている金属は、値段のつかないシルバーが大半を占めています。

地金はジュエリーの土台となる金属素材で、使用されている量によって買取価格は影響します。真珠は、使用されている地金の量が他のジュエリーと比べて少ないため、値段がつかない傾向にあります。

偽物が流通しているから

真珠の偽物が流通したことで、買取価格が下がったとも言われています。イミテーションパールなどの偽物はガラスやプラスチックで作られ、大量生産され低価格で売られています。

偽物は手に入れやすいことからニーズがありますが、買取で高い値段はつかないでしょう。

需要が低いから

真珠は中古市場で需要が低く、あまり取引されていません。

一般的に、真珠は正装時に身に着けるものという価値観があります。そのため、昔から馴染みのある真珠ですが、日常生活で頻繁に使用する人はあまり多くありません。この需要の低さが、買取価格がつかないといわれる理由の1つです。

高い金額で買取されやすい真珠の種類

真珠の中には、高い金額で買取されやすい種類が5種類あります。

• 黒蝶真珠
• 白蝶真珠
• アコヤ真珠
• 花珠真珠
• ブランド真珠

それぞれ詳しくみていきましょう。

黒蝶真珠

黒蝶真珠は、黒蝶貝から採れる貴重な真珠です。真珠の中でも特に希少価値が高く、高値で取引されています。雫のような形や溝が入って変形したものなど、他とは被らないデザインの真珠を楽しめます。

10mm以上の大粒真珠も多く流通しており、個性的な真珠が魅力です。

白蝶真珠

白蝶真珠は、白蝶貝から採れた真珠で、その美しさと希少性を世界中で高く評価されています。色味は白だけでなく、グレーやブルー、ゴールドなど自分の好みの色を選べるのが魅力です。

また、真珠の中でも大ぶりなものが多く、通常は10ｍｍ程度で大きいものだと20ｍｍを超えます。

アコヤ真珠

アコヤ真珠は、日本で採れる国産の真珠で「和珠」とも呼ばれています。世界中で人気がある真珠の1つです。他の真珠とは一線を画す透明感が見られ、高額なものが多い真珠です。

サイズは5〜7ｍｍと小ぶりのものが多く、大ぶりのものはさらに高値で取引されています。ただし、見た目でアコヤ真珠と判断するのは難しいため、購入時の鑑定書があると安心です。

花珠真珠

花珠真珠は、ホワイト系のアコヤ真珠の中で一定の品質基準を満たした上質な真珠です。一般のアコヤ真珠より高値で取引されており、照り・キズの少なさが美しい真珠です。

見た目の豪華さから、結婚・結納や成人のお祝いにも人気で、買取価格も高くなっています。

ブランド真珠

ブランド真珠は、TASAKI（タサキ）やMIKIMOTO（ミキモト）のものが高値で取引されています。他の真珠と違い、購入から時が経過しているものでも値段がつきやすく、買取価格に期待できます。

将来、高価買取されることを想定してブランド真珠を購入するのも良いでしょう。

真珠の買取でチェックされやすいポイント

少しでも高値で買い取ってもらうには、買取時にチェックされている箇所を知ることが大切です。真珠の買取でチェックされやすいポイントには、以下の6つがあります。

• 傷の有無
• 大きさ
• 形
• 色
• 照り
• 巻き方

それぞれ詳しくみていきましょう。

傷の有無

真珠の買取において、傷の有無は念入りにチェックされます。真珠は貝の中でできた有機物で、傷が入りやすく劣化が早い宝石です。傷があると、真珠の査定額は極端に下がる恐れがあるので、取り扱いには注意が必要です。

普段から傷をつけないように丁寧な扱いを意識し、保管場所にも気を使いましょう。

大きさ

真珠の大きさは買取価格を左右するため、チェックされる項目の1つです。

大粒の真珠は小粒のものより数が少ないので、高価買取になりやすいです。大粒になるにつれ買取価格は高くなるため、大きな真珠を所有する方は、一度査定に出して確認されることをおすすめします。

形

真珠は、綺麗な球体のものほど価値が高く、値段が高くなります。「真円真珠」と言われており、真珠を購入する際の選ぶポイントになっています。

しかし、近年、黒蝶真珠など変形している真珠でも、独特な形状のものは個性的とされ好まれています。天然ものならではの一点物が見つけられることは、他の宝石にはない魅力でしょう。

色

真珠の査定において、色味は重要で買取価格に影響します。真珠はホワイト一色というイメージがありますが、同じ色味でも微妙に違います。

薄いピンクの色のアコヤ真珠や、ブラックパールやピーコックカラーの黒蝶真珠は好まれる傾向にあり、高額買取が期待できるジュエリーです。

照り

真珠の査定でチェックされる照りは、光沢のことです。傷が少なく、艶と光沢感のある真珠は好まれ、買取価格が高くなる傾向にあります。

また、オーロラのような光を放つ照りが見られる真珠は、より高額で買取してもらえるでしょう。高額査定を狙う場合は、艶や光沢感をチェックしてみましょう。

巻き方

真珠は、「巻き」と呼ばれる真珠層の厚さを査定でチェックされることが多いです。巻きは、真珠の中心にある核のまわりに真珠層が何層にも巻き付くことで、より大きくなります。

真珠層が厚くなると良いとされています。また、巻きの厚さが一定の厚みになっていることで、価値がさらに高くなりやすいです。

真珠をできるだけ高く買取してもらう方法

真珠はひと手間加えると、査定額よりさらに高く買取してもらえる可能性があります。

真珠をできるだけ高く買取してもらう方法には、以下の4つがあります。

• 保証書を一緒に持っていく
• メンテナンスを定期的にする
• 信頼できる買取業者に持っていく
• 複数の業者で査定してもらう

それぞれ詳しくみていきましょう。

保証書を一緒に持っていく

真珠を購入した際に付いてくる保証書は、捨てずに保管しておき、買取業者に一緒に持っていきましょう。真珠本体のみの査定だと、産地を証明することが難しくなります。

購入時の保証書があることで、真珠本体の買取価格が大幅にアップするでしょう。

メンテナンスを定期的にする

真珠を高い金額で買取してもらうためには、定期的なメンテナンスが欠かせません。真珠は劣化していくものですが、日々のメンテナンスで高品質に保てます。

真珠を身に着けた後は、柔らかい布でサッと汗や皮脂を拭きましょう。購入店によっては無料メンテナンスのサービスがあるので、ぜひ検討してみてください。

信頼できる買取業者に持っていく

真珠の買取では、信頼できる買取業者に持っていくことも大切です。以下の5つの項目をチェックしながら、ぴったりの買取業者を探してみてください。

• 熟練の査定士が在籍し、買取実績は豊富か
• 買取価格を公式HPに掲載しているか
• 良い内容の口コミや評判の割合は多いか
• 査定料や手数料が無料か
• 販売経路の選択肢が多いか

特に、口コミや評判は買取業者を選ぶ際に、最も役立つ情報です。XやGoogleマップの口コミを参考に、信頼できる買取業者をみつけましょう。

複数の業者で査定してもらう

真珠の買取価格は業者ごとに異なります。そのため、1社のみの見積書金額で買取を進めてしまうのは危険です。複数の業者からもらった見積書を見比べ、できるだけ高い金額で買取してもらえる業者を選びましょう。

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引用元：リカッチ公式HP

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1. 出張買取査定
2. 店舗買取査定
3. ビデオ通話査定
4. LINE査定

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まとめ

この記事では、真珠の買取に値段がつかないといわれる理由を解説しました。

真珠は繊細で美しい宝石として知られていますが、いざ買取となると「値段がつかない」「買取を断られた」といった声が多いのが実情です。

この記事を参考に、真珠を買取に出す前に状態をチェックし、少しでも納得できる価格で手放せるように工夫してみてください。