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【種類別】着物の買取相場はどれくらい？できるだけ高く売るコツも紹介

着物は昔の日本で着用されてきた衣類ですが、洋服が当たり前になった今の時代では使わない着物がタンスに眠っている人は多いのではないでしょうか。

着物にはたくさんの種類があり、格も異なります。より高く売りたい、適正価格で買い取ってくれる業者を探したいと思ったときは、自分自身でも着物の買取相場を知っておくことが大切です。

そこでこの記事では、種類別の着物・帯の買取相場や、高く買取してもらうためのコツを紹介します。ぜひ参考にしてみてください。

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引用元：リカッチ公式HP

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店舗	〒610-0343 京都府京田辺市大住責谷1-3グランデイジ623
営業時間	11:00〜19:00
定休日	火曜日
TEL	050-1720-8865
SNS	facebook instagram YouTube ヤフオク
免許番号	古物商許可証　京都府公安委員会　612232030022 特別国債種事業者（象牙製品等を取り扱う事業者）05772 酒類販売業免許　宇治法第142号
加盟機関	・BNI47∞JAPANチャプター・南大阪経営研究会・ミナミあきんどクラブ

【種類別】着物の買取相場

着物は、以下のようにさまざまな種類があります。それぞれの着物の特徴や買取相場を見ていきましょう。

訪問着	～200,000円
留袖	～70,000円
振袖	～140,000円
付け下げ	～80,000円
色無地	～20,000円
小紋	～100,000円
お召し	～10,000円
紬	～200,000円
上布	～90,000円
長襦袢	～5,000円
喪服	～5,000円
浴衣	～5,000円

訪問着の買取相場

訪問着の買取相場は、最も高くて200,000円程度です。

フォーマルな場からカジュアルな場まで、さまざまなシーンで着用できます。縫い目関係なく、肩から胸、そして袖まで絵柄がつながっているのが特徴の着物です。

フルオーダーの1点ものや作家ものであれば、さらに高額になる可能性があります。

留袖の買取相場

留袖の買取相場は、最も高くて70,000円程度です。

留袖には、黒留袖と色留袖の2種類があります。黒留袖は生地の色が黒・五つ紋が入っており、裾に絵柄が施されているのが特徴です。一方で、色留袖は生地の色は黒以外で、上半身は無地、裾に絵柄が施されています。

黒留袖は場面が限られており、買取相場もそれほど高くありません。色留袖は未婚・既婚問わず着用できるため、需要も高く高額買取の可能性があります。

振袖の買取相場

振袖の買取相場は、最も高くて140,000円程度です。

振袖は、未婚女性の第一礼装として着用されており、袖丈が長いのが特徴です。大振袖・中振袖・小振袖の3種類があり、より格式が高いのが大振袖です。買い取り額も高額になる可能性が高いでしょう。

袖丈の長さ・身丈の長さが買取額を左右し、長いほど買取額が高いです。

付け下げの買取相場

付け下げの買取相場は、最も高くて80,000円程度です。

付け下げは、訪問着と同等の格の高さをもつ着物として着用されています。見た目は訪問着と似ていますが、付け下げは絵柄がないもしくは控えめである点が特徴です。また、縫い目の部分には絵柄がありません。訪問着と同等の格であるものの、比較的カジュアルな場で着用されます。

色無地の買取相場

色無地の買取相場は、最も高くて20,000円程度です。

色無地は、黒以外の一色で染めた着物です。絵柄はついておらず、生地に織り込まれる「地紋」によって格が変わります。

紋がついていれば訪問着と同程度の買取価格になる可能性がありますが、ついていなければ付け下げと同程度です。

小紋の買取相場

小紋の買取相場は、最も高くて100,000円程度です。

着物全体に絵柄が入っている着物です。付け下げ・色無地よりもさらに格は低く、普段着として着用されています。それほど格は高くないものの、普段着としての需要があることから高額買取になる可能性もあるでしょう。

お召しの買取相場

お召しの買取相場は、最も高くて10,000円程度です。

お召しは、光沢がありシャリ感も上質な織りの着物です。状態が良い、もしくは作家ものである場合は、買取額のアップにつながります。

紬の買取相場

袖の買取相場は、最も高くて200,000円程度です。

紬は、紬糸を使った着物です。生地がしっかりしており、紬の中には国の重要無形文化財に指定されているものもあります。小紋と同じく、普段着として着用されているのが特徴です。

状態や紬の種類によっては高額買取が期待できます。

上布の買取相場

上布の買取相場は、最も高くて90,000円程度です。

上布は、苧麻の糸を使った麻布です。夏の普段着・おしゃれ着として着用されています。着物を普段着・おしゃれ着としている人に需要があり、特に夏前には買取額がアップすることもあるでしょう。

長襦袢の買取相場

長襦袢の買取相場は、最も高くて5,000円程度です。

長襦袢は着物を着用する際の肌着です。生地の摩擦を軽減するために、ツルツルの生地でつくられています。着物を汚れから守ったり着崩れを防いだりするのが役目です。

色や柄によっては買取価格がアップすることもありますが、あまり高額になるケースはありません。

喪服の買取相場

喪服の買取相場は、最も高くて5,000円程度です。

喪服は、葬儀の際に遺族や近しい親族が着用する着物です。洋装のブラックフォーマルを着用する人が増えているため、あまり需要はなく高い買取価格は望めないでしょう。

浴衣の買取相場

浴衣の買取相場は、最も高くて5,000円程度です。

浴衣は、着物の中で最も格が低いです。生地も薄手で、長襦袢なしで直接着るのが一般的で、おはしょりの必要もあります。夏祭り・花火大会などに着用するケースが多く、夏前になると需要が多くなるため、買取価格が上がるでしょう。

【種類別】帯の買取相場

着物を着るためには、帯も必要です。着物と同様に、帯にも種類と格があり、着用する着物の格に合わせた帯を選ばなくてはなりません。

所持している帯がどのようなものなのか、そしてどれぐらいの価格で買取してもらえるのかを見ていきましょう。

名古屋帯	～100,000円
袋帯	～150,000円
半幅帯	～20,000円
角帯	～40,000円

名古屋帯の買取相場

名古屋帯の買取相場は、最も高くて100,000円程度です。

名古屋帯は、袋帯をより簡単に結べるように改良された帯です。お太鼓までは通常の幅ですが、お太鼓以降は幅が半分になっているため、結びやすいでしょう。

有名な作家もの、ブランドものであれば高額買取の可能性があります。

袋帯の買取相場

袋帯の買取相場は、最も高くて150,000円程度です。

袋帯は、帯の中で最も格式が高い帯です。帯そのものの価値が高いのはもちろんですが、作家ものやブランドもの、使用感があまりなく美しいものはより高額買取になりやすいでしょう。

半幅帯の買取相場

半幅帯の買取相場は、最も高くて20,000円程度です。

半幅帯は、帯幅が細くカジュアルな帯として使われています。小紋・紬・浴衣などをはじめ、普段着として着用する着物と合わせるのが一般的です。

普段着用の帯なので、それほど高額買取にはなりません。

角帯の買取相場

角帯の買取相場は、最も高くて40,000円程度です。

男性の正式な帯が、角帯です。厚手で硬いのが特徴で、袴などの下に締めます。男性ものはそれほど需要がなくデザイン性もないため、高額買取は難しいでしょう。

できるだけ高く着物を買取してもらうコツ

着物をせっかく売るのだから、高く買取してもらいたいと思うことでしょう。着物の買取額は、着物の格や需要の高さ、そして保管状況で大きく変わります。

できるだけ高く着物を買取してもらうコツには、以下の4つがあります。

虫干しをしておきカビやニオイの付着を予防する
落款・証紙をそのままにしておく
高く買取してもらいやすい時期に売る

虫干しとは、虫から着物を守るために乾燥させることです。虫干しは7月下旬から8月上旬の間に1回、9月下旬から10月中旬の間に1回、そして1月下旬から2月上旬の間に1回、1年で計3回が理想です。

虫干しの流れは、以下のとおりです。

着物用ハンガーにかけ、風通しが良い日陰に干しておく（10時から14時ごろが理想）
ブラッシングし、付着しているホコリを払う
着物を畳む
たとう紙に包んで、収納する

また、落款・証紙をそのままにしておくことも大切です。落款は印鑑や刺繍になっておりなくす心配はありませんが、証紙はなくしやすいため注意しましょう。

高く買取してもらいやすい時期に売ることも大切です。需要が高い時期であれば、買取額もアップしやすいです。成人式や卒業式のある12〜3月ごろは、高く買取してもらいやすいでしょう。